事務指定講習とは

2年の実務経験

社会保険労務士登録をするには、通算2年間の実務経験が必要です。

しかし実務経験をしようにも、勤務先に恵まれない人もいます。また、2年を待たずに、すぐに独立開業したい人もいるでしょう。

そうした人達のために、全国社会保険労務士連合会は「事務指定講習」という制度を実施しています。

事務指定講習とは

正式名称を「労働社会保険諸法令関係事務指定講習」といい、全国社会保険労務士会連合会が主催しているものです。

この講習は、4ヶ月の通信指導過程と4日間の面接指導過程から成り、この講習修了をもって2年間の実務経験に代えることができます。つまり事務指定講習を修了すれば、実務経験が全くなくても、すぐに社会保険労務士登録ができるわけです。

通信指導過程は、毎年2月~5月に行われ、面接指導過程は7月~9月に実施されています。
面接指導の会場は全国に5箇所あり(東京2箇所、大阪、愛知、福岡)、基本的に希望地で受講することができます。

事務指定講習の内容

事務指定講習で学ぶことは、労働社会保険関連の実務に即した内容です。

講習科目は、労働基準法、労働安全衛生法、労災保険法、雇用保険法、労働保険徴収法、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法、年金裁定請求手続きといったもので、概ね社会保険労務士試験の科目に準じています。

事務指定講習の費用

通信指導過程と面接指導過程を合わせて、70,000円となっています。

しかし面接指導の会場は限られており、遠方の人は3~4日の宿泊をすることになりますから、その分の費用もみておく必要があります。

事務指定講習の効果は

事務指定講習では、基本的な事柄を学ぶことはできます。しかしこの講習で学べる事は、あくまでもテンプレート通りの基本形のものでしかありません。

本当の生きた実務は、就職・転職先で、あるいは開業してから、一つ一つ自分で積み上げていくしかないとも言えます。

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